2017年8月17日木曜日

入川軌道跡(登山道_川又十文字線)通行止め

8月9日、路肩の石積の崩落が確認されため、通行止めです。
場所は入川軌道跡入口から約1,400m地点の小赤沢付近です。
その後雨が続いたこともあり、崩落箇所が広がっています。
解除時期は未定です。


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2017年8月9日水曜日

8/4(金)-5(土)公開講座「東大の森林で昆虫採集」を開催しました

今年も埼玉昆虫談話会のご協力のもと、開催しました。

1日目は、演習林内で昆虫採集。
見つけて採る「見つけ採り」、草ごとすくい採る「スイーピング」、枝葉をたたいて網の中に昆虫を落として採る「ビーティング」などの採集方法の説明を受け、いざ開始。
クサギの花に集まるミヤマカラスアゲハが下に降りてくるのを辛抱強く待ったり、朽木をくずしてみたり、小さい虫な捕獲するのに有効な吸虫管(きゅうちゅうかん)を使ってみたりなど、時間いっぱい採集しました。
夕食後は、光に集まる習性を利用したライトトラップを宿舎のベランダに設置し、採集を開始。ライトトラップを楽しみにしていた参加者も多く、お目当てのクワガタが採れるか皆さんワクワク。すると例年ほとんど採れないクワガタ類が開始早々から飛来、皆さんのテンションは一気にヒートアップ! 他にも普段じっくり観察することがない蛾の色や模様の美しさにびっくりしたり、飛来した昆虫の名前を講師の方々に聞いて覚えるなど、あっという間の夜間採集でした。

2日目は採集した昆虫の標本作成。
蝶や蛾は展翅板の上で翅の形を整えてから、テープで押さえ乾燥させて標本を作ります。クワガタ類などは展足板に体を固定し、次に玉針を使って脚を固定して標本を作ります。皆さん、採集した中から昆虫を選び、思い思いの標本を作成しました。

最後に講師の方々から、今話題となっているヒアリの特徴や体の仕組み、ミツバチの生態などを聴いて、1泊2日の公開講座は終了しました。

参加の皆さんからは、また来年も参加したい! 楽しかった! との感想をいただき、スタッフ一同ホッとしています。