2008年9月17日水曜日

同志社大学経済学部ゼミ合宿



9月12-15日、同志社大学経済学部のゼミ合宿が行われました。


参加した学生さんたちは、関西でも里山・耕作放棄地を活用する活動をしているそうですが、実際、秩父演習林に来てみて、あまりの山深さ、地形の急峻さに驚いていました。


実際に体験する活動も刺激的だったようです。


・林業体験


13日午前に枝打ち、午後に間伐をしました。


枝打ちをすると林内がみるみるきれいになるので、みんな黙々と作業していました。


間伐体験はノコを入れる角度と材の運び出しに四苦八苦しました。現在のスギ小径材の値段を教えると「なんでだよー!」


でも、ある学生曰く、「こういうことを仕事にしている人がいることがわかって良かった」


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学生による枝打ちが完了した林内(下)。すっきりしました。


・炭焼き体験


14・15日は大血川で炭焼き体験をしました。


この体験活動には、国際炭焼き協力会会長の杉浦銀治さんと埼玉森林管理事務所の岩下禮治さんが駆けつけてくれました。


高野さん作成のドラム缶窯と、杉浦さん・岩下さん指導による伏せ焼きで炭焼きを体験しました。


一日中、木と焚き火・炭火とたわむれ、あっという間に時間が過ぎていきました。


中には「銀じい」と語り明かす学生も。


炭材の原木が湿りすぎていたせいか、炭化が十分ではありませんでしたが、杉浦さん曰く、「炭焼きに失敗はない」。


防腐作用のある上質な燻煙乾燥材として、林内歩道などに使えるそうです。


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「銀じい」の指導のもと、原木を窯に詰めていきます。





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