2018年8月16日木曜日

【開催しました】8/5(日)-6(月)公開講座「東大の森林で昆虫採集」

 
今年も、埼玉昆虫談話会のご協力、しおじの会のサポートのもと、開催しました。



1日目は、 3班に分かれ、林内で昆虫採集。
網を持っていざ出発!講師の説明を聞き、見つけて採る「見つけ採り」、草ごとすくい採る「スイーピング」、枝葉をたたいて網の中に昆虫を落として採る「ビーティング」などの採集方法を行いました。

クサギの花に集まるミヤマカラスアゲハは見ることはできましたが、採集出来ませんでした。それでも、みんな一生懸命に取り組んで他の昆虫は採集出来ました。
 宿舎では、段ボールを利用して展翅板を作成し、翌日の標本作成の準備。ベランダには光に集まる習性を利用したライトトラップを設置し、採集の準備完了。夕食後、採集を開始する直前にカミナリがなってしまい、開始時間を遅らせる。カミナリもおさまってきたので、開始すると決めたら、雷雨が・・・もうしばらく待ち時間。
雨もおさまってライトトラップを開始!楽しみにしていた参加者も多く、お目当てのクワガタが採れるか皆さんワクワク。クワガタはあまり見られずちょっぴり残念。それでも、あまり観察することがない蛾の色や模様の美しさにびっくりしたり、飛来した昆虫の名前を講師の方々に聞いて覚えるなど、夜遅くまで盛り上がっていました。



2日目は採集した昆虫の標本作成。
蝶や蛾は展翅板の上で翅の形を整えてから、テープで押さえ乾燥させて標本を作ります。クワガタ類などは展足板に体を固定し、次に玉針を使って脚を固定して標本を作ります。皆さん、採集した中から昆虫を選び、思い思いの標本を作成しました。

最後に講師の方々から、カミキリ虫、スズメバチの話や昆虫の体のつくりなどを聴いて、1泊2日の公開講座は終了しました。

参加の皆さんからは、また来年も参加したい! 楽しかった! との感想を多くいただき、スタッフ一同はホッとして、談話会の方は喜んでくれました。


林内で昆虫採集

ライトトラップ

標本作成

虫のお話







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