苗畑の床替え床で,土袴被害を防止するための作業をお願いしました.
草取りをして,土袴を取除く,
平行して,鹿沼土を篩い,大き目の粒を選別する.
鹿沼土を床替え床の散布する.
土袴(つちばかま):雨滴の跳ね返りにより苗の軸(幹)に土がこびりついたもの.土の中の病原菌で病気になりやすくなる.マルチ(地表皮膜)をすることで雨滴の跳ね返りを防ぐ.マルチは病原菌の温床にならず,土になるものが適する.
大滝げんきプラザとの共催事業『森林で遊ぼうI 「新緑のトロッコ軌道」』が開催されました。参加人数は、約70名。
秩父演習林からは職員2名と、サポーター3名の計5名が対応し、げんきプラザと自然史博物館の職員の方々と供に4班に分かれた参加者を引率し、周囲の植物などの観察・説明を行いました。
親子での参加も多く、入川釣り場ゲート~入川軌道終点の赤沢出会いまでの片道約5キロの道のりを約1時間半かけて歩きました。
予報では昼ごろから雨ということで、空模様が心配でしたが、どうにか降られずに戻って来ることができて良かったです。
軌道を歩いている途中、ギンリョウソウが咲いていました。
あいにくの雨天でしたが、林道・歩道巡視と簡易修繕には、8名の方に参加していただきました。
2組に分かれて、入川林道に設置してある簡易横断溝を手入れしました。
周辺を観察しながら移動します。
樹木観察だけではなく、こんなキノコも見つけました!
昼ごろに雨が上がり、濡れた新緑も綺麗です。
新植地もだいぶ緑になって来ました。
(T)
入川林道沿いで、しおじの会の新緑勉強会が行われました。
入川林道の終点は標高1200mを超えますが、すでにブナ、イヌブナなどの鮮やかな新緑で彩られていました。
林床は例によってハシリドコロが目立つほかは茶色一色だったのですが、シカ柵で囲われたクリ造林地の林床を目にしたサポーターの皆さんは、シカ柵の効果に「おお~」と感心しきりでした。