2014年7月10日木曜日

秩父第一中学校職場体験

7月8日から10日の3日間、秩父第一中学校の1年生5名が、職場体験で秩父演習林を訪れました。一言づつ、このブログで職場体験業務報告をしてもらいました。




山でのバードウォッチングがいい思い出になりました。木を育てる大変さが分かった。(TY)

ガビチョウ、オオルリなどの鳴き声は完璧だ。(MA)




東大の人が使っている資料を整理できて光栄だと思いました。(MA)



間伐作業で、木を切るのが、大変でした。(MA)

山作業が疲れたけど楽しかった。(OT)

間伐が楽しかった。3日間では短かった。演習林に就職したいです。(NH)

間伐をしてみて、木の切り方が工夫されているのがよくわかった。(TK)

秩父演習林における放射性物質の影響調査

2013年秋に採取したキノコ4種類(カワラタケ・ドクベニタケ・ミドリシメジ・ムキタケ)について、
放射性物質の影響調査を実施したところ、ドクベニタケ(採取場所:入川林道終点付近)から
基準値を大きく上回る31,000Bq/kg(乾重)の放射性セシウムが検出されました。

以上の結果を踏まえ、秩父演習林では、利用者の比較的多い大面積プロット周辺(地点1~10)において、リター(落ち葉)とA層(落ち葉の下にある有機物を多く含む層)の放射性物質並びに
空間線量を測定し、その値を公表することといたしました。

結果は以下の通りです。























特に入林制限は設けていませんが、状況を理解した上でご利用願います。



斎藤馨教授が日本造園学会田村剛賞を受賞


秩父演習林を利用していただいている斎藤馨教授(※)が、
サイバーフォレストで日本造園学会田村剛賞を受賞されたそうです。
受賞おめでとうございます。


田村剛賞は、自然公園および自然保護分野において、学術的研究論文、著述、設計作品等について優れた業績をあげ、当該分野の進歩、発展ならびに啓蒙に顕著な貢献をしたと認められる者に対して授与されます。
(※)東京大学大学院新領域創成科学研究科自然環境学専攻自然環境形成学分野