6月に入ってから林道上のあちこちに白い円が…
近づいてみてみると、ハクウンボクの花が散ったあとでした。
別の日、実習の下見に同行して歩道を歩いているとあちこちでハクウンボクの花が満開。
本当に雲のよう…
ハクウンボク、可愛い花ですね。
6月に入ってから林道上のあちこちに白い円が…
近づいてみてみると、ハクウンボクの花が散ったあとでした。
別の日、実習の下見に同行して歩道を歩いているとあちこちでハクウンボクの花が満開。
本当に雲のよう…
ハクウンボク、可愛い花ですね。
東京帝国大学名誉教授、埼玉県出身で日本最初の林学博士、本多静六の精神を受け継ぎ、森林を守るための活動に貢献した個人や団体に贈られる今年度の「本多静六賞」に、東京大学大学院新領域創成科学研究科で環境分野の研究や教育に携わっている斎藤馨教授(秩父演習林アドバイザー)が選ばれ、6月4日に授与式が行われました。
上田清司埼玉県知事による表彰状授与式
斎藤先生は、秩父演習林で、森林の変化や鳥の鳴き声などを21年間にわたり記録してきました。そして、収録した映像や音声を発信できるシステム「サイバーフォレスト」を開発し、千葉県や茨城県、山梨県の小中学生に向けて、東京大学から遠隔授業を行っています。長期にわたって森林の映像や生物の音声を記録し、森林の変化や未来をわかりやすく表現したことが評価されたもので、学識経験者の受賞は初めてです。
斎藤先生、おめでとうございます。
表彰盾(ひのき製)
表彰状
入川林道に、きれいな筒状に巻いてある葉っぱがたくさん落ちて
いました。
中には「オトシブミ」の卵が1個だけ入っています。
親は卵を産み付けてからくるくる巻きつけて落とすそうです。
鉄塔に上ると、ブナの実ができはじめたことが分かりました。
目立ちませんが、緑色の若いツガの球果もあります。
関東地方は早くも梅雨入りしましたが、森の生き物たちは季節の
移り変わりの中で着々と次の季節に向かって生きていることが分
かりました。
5月19日(木)に影森中学校の2年生が林間学校の一環として
秩父演習林に来ました。
川又バス停から入川軌道跡を歩いて赤沢の出合まで往復約12km
をみんなで歩きました。
天気に恵まれ、まぶしい新緑が目を楽しませてくれました。
↑ 赤沢の出合の一級河川荒川起点の碑のところでお弁当を
食べました
入川軌道跡はかつて山奥から木材を運び出すためトロッコが
走っていたことや、雨がしばらく降らなくても森林がダムの
役割をしてゆっくりと水を流してくれるなどの話に耳を傾け
ていました。
5月13日(金)、14日(土)に春の自由見学を行いました。
公開場所は樹木園から滝川軌道跡を経由して再び国道沿いの高平に上る周回コースです。
数日前までは雨天が心配されていましたが、両日とも新緑の映える五月晴れに恵まれました。
13日は大型バスを含む45名にいらしていただき、14日は東京大学教職員特別ガイドも同時開催され、55名もの方にいらしていただきました。
↑ 受付です
↑ 滝川軌道跡を歩く特別ガイド参加者の皆さん
今回、新しく印刷した樹木園のパンフレットも配布しました。
樹木園は今年の3月にシカ防護柵を設置したので、これからだんだんと草花も楽しめるようになってくると思います。
秩父演習林サポーターしおじの会によるガイドも大変好評でした。
秋の自由見学日は、紅葉の時季の10月29日(土)、30日(日)にワサビ沢展示室特別開室と同時開催する予定です。
5月7日(土)と8日(日)に、道の駅ちちぶにて「木が香るフェスティバル」が開催され、秩父演習林から各種イベントの紹介などを中心にPRしました。
今回東日本大震災への寄付のために行ったチャリティーコーナーには、秩父演習林からは竹炭を提供いたしました。
彩甲斐街道出会いの丘休憩室2階にあるワサビ沢展示室の
2011年春の企画展示として、「秩父演習林の春夏の花」に
模様替えしました。
秩父演習林で春夏に見られる草本・木本の花から、選り
すぐった写真をパネルで展示してあります。
春の自由見学日も、近くの樹木園~滝川軌道跡にて
5月13日(金)、14日(土)に行われます。
ちょうど新緑が楽しめる季節ですのでぜひおいでください。